浦和を怒らせてしまったオシム | 浦和三昧 序章

浦和を怒らせてしまったオシム

 昨日のスポーツ紙は、
総じて「オシム」目線から闘莉王を批判する見出しが躍っていた。
しかし、一夜明けると、手の平を返したように「浦和」目線になっている。
 闘莉王は、右太もも裏痛を抱えていたが、
オシムが合宿の目的を「コミュニケーション」としたため、無理をして参加した。
ところが、参加した途端に指揮官は大爆発。
「負傷しているなら呼ばなかった」
「彼が確実に代表に入れるとはいうわけではない」
暴言というより、精神状況を疑いたくなるような言葉が続いた。
 当然ながら、こうした報道を目の当たりにした浦和サポーターは過敏に反応する。
ブログなどで厳しい言葉が並んだ。
各報道機関に抗議した者も多いだろう。
 クラブ側も黙ってはいない。
中村GMは「あたかも闘莉王ばかりが我がままと言われるのは心外。怒っているよ。
我々は選手を守る必要があるし、技術委員長に真意を聞きたい」とまくし立てた。
当然の反応である。
 率直に言うが、「浦和」を怒らせることは得策ではない。
協会とオシムは早々に謝罪すべきである。
明日の埼玉スタジアムで、土下座でもしたらどうか。
万が一、川崎戦に闘莉王が出られない事態になった時は、
次の代表監督を探さなければならないことになるかも知れない。

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