テレビ5社 広告収入振るわず | 浦和三昧 序章

テレビ5社 広告収入振るわず

[ Business i ]
 フジテレビジョンなど在京キー局5社の2007年4~6月期決算が3日出そろった。
広告収入が振るわず、テレビ東京を除く4社が減収となった。
最終利益は、有価証券売却益を特別利益に計上したフジと、
番組制作費の削減や持分法適用企業の業績好転などプラスの効果が出たTBSの2社が
プラスだった。
 各社ともに、前年の「サッカーW杯」による広告収入の反動などにより、
放送事業は減収を余儀なくされた。
特に、番組の前後に入る広告である「スポット」の苦戦が目立つ。
 一方で、メーン事業であるテレビ放送事業の苦戦を、
映画やグッズ販売などの放送外事業で補完する形が定着。
テレビ東京は、DVD販売や映画などの放送外事業の売上高が伸びて、
放送事業のマイナスをカバーして増収となった。



 私は、最近、地上波の仕事を辞めた。
すでに「視聴率」の時代は終っているのに、
偉い連中が、その事実を受け入れようとしない。
電波がデジタル化されてしまったら、キー局のアドバンテージなんて些細なものになる。
旧態依然とした人たちは、新しい時代が来た時に慌てることになりそうだ。
もう「勲章」なんて、貰えなくなるぞ。

ルイ・ロデレール