知っているようで…「物言い」 | 浦和三昧 序章

知っているようで…「物言い」

[産經新聞]
 大相撲の行司軍配に同体はない。
協会の規定により、行司はたとえ「同体だ」と判断したとしても、
東方か西方のいずれかに軍配を上げなければならないことになっている。
 そして審判委員や控え力士から物言いがつけられた場合、行司は拒否できない。
また、物言い後に土俵上で行われる審判委員との協議に参加はできるものの、
判定は審判委員に一任しなければならない。
判定が覆されることを「行司軍配差し違え」といい、「行司黒星」と呼ぶこともある。
差し違えは行司にとって大きな屈辱。
立行司が軍配を差し違えた場合は、
その日のうちに審判長や理事長に口頭で進退をうかがうことが慣例となっている。

 最近、新聞、特にスポーツ新聞には、
無理やり紙面の穴埋めをしようとする雑な記事が目立つような気がする。
記者の質が落ち込んでいるのだろう。
どうせ余った紙面なら、このようなマメ知識は面白いと思う。

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