オシム 闘莉王、呼ばない | 浦和三昧 序章

オシム 闘莉王、呼ばない

[サンスポ]
 日本代表のイビチャ・オシム監督は25日、
右足付け根痛で離脱中のDF田中マルクス闘莉王について、
27日に代表メンバーを発表する6月のキリン杯2試合には招集しない考えを示した。
 この日ミニゲームやシュート練習に加わった闘莉王は、
27日の横浜M戦(埼玉)でのJリーグ復帰へ意欲を示した。
 だがオシム監督は「あさって(27日)の試合は出ないでしょう。
出たとしてもどんなプレーができるか。
次の日どういう状況になるか。負傷明けでリスクはありませんか?」とサラリ。
冷たいようだが、あくまで無理はさせない方針だ。
「キリン杯が最終目標ではない」との長期的視野のもと、
オシム監督は闘莉王を今は突き放す。



 この記事、どう読んでも違和感を覚える。
なぜだろう。
単に、協会側に偏った代表贔屓で、
不必要にオシムを持ち上げる文体になっているからではないか。
 現実は、違う。
闘莉王の完全復帰を目指す浦和は、彼をチームから離脱させている。
当然ながら、しばらく試合にも出ていない。
これでは、オシムが闘莉王を代表に招集したくても、実際には手も足も出ない。
そこには、オジェックの強い姿勢が存在する。
しかし、この記事には重要な要素が欠落している。
だから、話がおかしくなるのだ。
闘莉王は、A3からピッチに戻ることになるはずである。

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