浦和三昧 序章 -3ページ目

ワシントン 涙のサヨナラ弾!

[サンスポ]
 アジア王者の浦和がアフリカ王者のエトワール・サヘル(チュニジア)と
2-2で前後半90分を終えた後のPK戦を4-2で制し、アジア勢過去最高の3位。
5万3363観衆の前で、今季限りでの退団が決定しているFWワシントンが2得点。
世界への大きな一歩を記した。



 試合後も歓喜のあまり顔の赤みが収まらない。
今季限りで浦和を離れ、来季はフルミネンセ(ブラジル)への移籍が決定。
浦和での最終戦で最高の輝きを見せた。
0-1の前半35分にMF相馬の左クロスを合わせると、
後半25分にはFW永井の左FKを再び頭で合わせる勝ち越し弾。
「退団は悔しい。ボクを切ったチームを、ボクが救ったということ」。
意地のゴールだった。
今季就任したオジェック監督と意見の不一致が続き、造反劇を連発。
同監督の続投もあり、退団の道を余儀なくされた。
試合後、ワシントンとオジェック監督はがっちり抱擁。
指揮官は「彼こそが試合の基盤を作った。質の高い技を見せた」と会見で語り、
ロッカーでも本人をほめたたえた。



 プロなのだから、自分の居場所は自分で決めるしかない。
浦和レッズを離れることを決意したのは、ワシントン自身である。
それが正しいのか否か、そんなことは誰にも分からない。
 ただ、もうスタジアムで会えないという現実を寂しく思う。
最後の試合で、ワシントンの気持ちはサポーターに伝わったはずだ。
浦和レッズのサポーターが、この男を忘れてしまうことはないだろう。
我々は、とても豊かな時間を共有することが出来た。
ありがとう。

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浦和 今季収入J最高80億円

[スポーツ報知]
 クラブW杯・3位の賞金250万ドル(約2億8347万円)を手にした浦和が、
今季Jリーグ史上最高の80億円規模の売り上げを残したことが16日、分かった。
 昨年度70億円を上回る最大の要因は、
20万人増でホーム通算100万人を超えた入場者収入。
1人平均2700円で合計5億4000万円。
ACL優勝賞金約6000万円に加え、アジア制覇記念グッズがバカ売れの状態。
スポンサーからのご祝儀などを加え、クラブ側は10億円増を見込んでいる。

 ホームのスタジアムに足を運び、関連グッズを購入する。
これは、サポーターがクラブに貢献出来ることである。
浦和の場合、こうした「理屈」が広く理解されている。
クラブの収入が増えれば、選手が補強出来るし、施設が整えられる。
強くなるためには、これを続けなければならない。
来年も再来年も我々はクラブと共に歩む。
それが楽しいし、幸せでもあるのだ。

ルイ・ロデレール

浦和戦 視聴率23.1%記録

[サンスポ]
 日本テレビ系で13日午後7時20分から放送された
クラブW杯の浦和レッズvsACミラン戦の平均視聴率が、
同大会歴代1位となる23.1%(関東地区)を記録したことが14日、分かった。
 過去最高だった昨年のバルセロナvsインテルナシオナル戦の20.5%を
2.6%も上回る高視聴率を記録。
瞬間最高視聴率は
MFセードルフが先制点を決めた午後8時57分で33.2%だった。

 地上波離れが進んでいる現在、20%超は凄いことである。
特に、サッカーは普段の中継がCSなどに限定されているため、
視聴する「習慣」がない分野で、簡単には数字が稼げない事情がある。
 もともと決勝戦しか存在しないような大会の準決勝が高視聴率だという事実、
浦和レッズの貢献度は大きいだろう。

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伊紙 長谷部を「6.5」点

[スポニチ]
 ミランの勝利から一夜明けた14日、母国イタリアの各紙も決勝進出を祝った。
一方で、浦和イレブンへの評価も決して低くはなかった。
 同国最大のスポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルトは1面から全4ページで試合を報道。
つめの負傷にもかかわらず活躍したと、紙面上で絶賛を受けたカカは、
同紙採点(10点満点)で全出場選手中最高の「7.5」点。
しかしセリエA・シエナへの来季移籍が決定的な長谷部も、
決勝ゴールを挙げたセードルフと同じ浦和勢最高の「6.5」点の高評価。
ワシントン、阿部、都築、山田、オジェック監督も「6」点で続いた。
 また全国紙のトゥット・スポルトは「思ったよりも苦心の勝利」、
「日本の壁は1時間もった」との見出しで報道。
「ディフェンスを固める浦和の戦略に前半は苦心した」と伝え、
10点満点でカカに最高の「7」点をつける一方、
阿部とネネも浦和勢最高の「6.5」点と大きく評価。
特に阿部は「指令塔として機能していた。
タナカ(闘莉王)の負傷後はセンターバックもこなした」と絶賛した。

 日本の三流メディアでは、浦和の善戦にケチをつけるものも多い。
しかし、対戦相手の母国では正当な評価をしている。
嬉しい限りだ。
 我々は、少なくともイタリアとは名刺交換が出来た。
この事実の大きさを理解しようとしないヤツは、小さくまとまっていれば良い。
浦和レッズは世界を目指す。
この歴史に立ち会える幸せを噛み締めたい。

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枠なし!長谷部シエナ移籍凍結

[スポニチ]
 浦和のMF長谷部誠の今オフのセリエAシエナ移籍が消滅する可能性が高くなった。
関係者によれば、セリエAの名門インテルがブラジル代表経験も持つ
CSKAモスクワのMFカルバリョを獲得。
来年1月から半年間の期限付きで、シエナに移籍することでほぼ同意したという。
正式決定すれば、シエナのEU圏外選手の獲得枠が埋まり、
シエナ移籍は少なくとも6カ月間の凍結を余儀なくされる。
浦和側は現在、代理人を通じて確認中。
長谷部はこの日「そのへんはいろいろあるのかな、と思っていました。
(移籍は)シエナに絞ってやってるわけではないので」と
欧州の他クラブへの移籍を視野に入れていた。

 長谷部が移籍しないなら、それに超したことはない。
でも、彼にとってはチャンスである。
移籍金が発生しないはずだから、シエナ以外が手を挙げる可能性も高い。
いずれにしても、現状では不確定な要素が多過ぎる。

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